教室紹介

Classroom

北陸の乳がん診療の最前線を担い、チーム医療で患者さんに最善のがん医療を提供する。

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乳腺外科について

About Us

乳腺外科は外科診療科の一つですが、乳腺内科がないため、外科も内科も当科で行っております。よって、乳がんの診断、手術、薬物療法、緩和医療、遺伝性腫瘍診療など乳がん診療に必要なすべての技術を学ぶことができます。がん診療のスペシャリストになれます。
乳がん診療は緊急手術や入院が少ないため、他の外科診療科と比べても夜間の拘束が少なく、将来的に家事・育児を続けながら乳がん診療の最前線で仕事を続けることが可能です。(外科は3K(きつい、汚い、危険)の職場といわれて避けられていますが当科はちょっと違います)
チーム医療も充実しており、院内の看護師、薬剤師、理学療法士、栄養士、放射線技師とも連携し、患者さんの治療にあたっており、チームの「和」を大切にしています。チームでの飲み会も多く、当科ではチーム医療も楽しく学べます。

准教授
井口 雅史
教授あいさつ

Message

当院では女性のがんで一番多い乳がんに対して専門性の高い医療を提供するため、2009 年に乳腺外科が新設され、
2016年に乳腺センターが開設されています。2024年7月には科の名称を「乳腺外科」に変更し、より乳がん診療に特化した診療を行う体制を整えてきました。
私は2018年に金沢大学病院乳腺科から当院に転任して参りました。初代教授の野口昌邦先生は整容性の高い乳房温存手術やセンチネルリンパ節生検、アーム法を用いた術後の上肢浮腫を軽減する腋窩手術などの乳がん外科手術の発展に尽力してこられました。私はこれらの外科技術を継承しつつ、診断、薬物療法、遺伝診療などの内科的医療も含めた乳がん診療の多岐にわたる分野にも当院独自のの特徴を出すことに力を入れてきました。患者さんの満足度の高い医療を提供するにはチーム医療も重要であり当科では院内の乳がん診療に関わる医療スタッフによりBCST(Breast Cancer Support Team)を結成しており、チームで医療の向上を目指しています。
当科は外科診療科の一つでありながら、外科も内科も含めて乳がん診療のすべてをこなす診療科です。まさにオンコロジスト養成の診療科であります。働き盛りの年齢に多い乳がん患者さんのために一生を捧げてみたいと思っている先生や医学生には、是非とも我々と一緒に乳がんの腫瘍専門医(オンコロジスト)を目指しませんか。

教室の歴史

History

2009年4月 野口昌邦教授 乳腺・内分泌外科診療科長に就任
2017年11月 乳腺・内分泌外科が一般・消化器外科から独立、乳腺センター開設、野口昌邦センター長就任
2018年7月 井口雅史准教授着任
2020年9月 井口雅史准教授が日本乳癌学会中部地方会の当番会長を務めWEB開催される。
2021年4月 井口雅史 乳腺・内分泌外科診療科長、乳腺センター長就任
2024年3月 野口昌邦 嘱託教授退職
2024年7月 診療科の名称を「乳腺外科」に変更
アクセス

Access

〒920-0293
石川県河北郡内灘町大学1丁目