
Breast Oncology
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About
乳がん診療のスペシャリスト(オンコロジスト)となり、
北陸の乳がん診療の最前線を担う
当科は2009年に新設された外科分野の中では比較的新しい診療科です。近年罹患数が増加の一途を辿っている乳がん患者さんの診断・治療を主に行っております。外科手術だけではなく内科的診断・治療(検診、薬物療法、緩和医療)も当科ですべて行っており、乳がんの腫瘍専門医(オンコロジスト)として患者さんにあった最善の乳がん医療を提供するよう心がけております。

Career Path
当科は乳腺疾患の中でも女性のがん罹患のトップである乳癌を主に専門とし、外科(手術手技)だけではなく内科(診断、薬物療法)も両方の技術をを身につけることができる診療科です。是非当科で乳がん診療のスペシャリスト(オンコロジスト)を目指しませんか。


Feature
当科は乳がんの外科・内科領域どちらにも力を入れております。また院内で医師、看護師、薬剤師、理学療法士、栄養士などで結成されたBCST(Breast Cancer Support Team)を結成し、チーム治療で患者さんに最善の医療を提供できるよう取り組んでいます。
●外科診療の特徴として
・乳房温存手術は傷の位置や形など細部にこだわり、根治性と整容性を兼ね揃えたオンコプラスティック手術を開発し行っています。
・乳房全切除を行った場合は形成外科と協力して乳房再建手術を積極的に行っております。
乳房再建は、インプラント(人工乳房)から自家組織再建まで幅広く患者さんのニーズに応えられるように多くの治療選択肢を用意しています。
・わきのリンパ節の手術ではセンチネルリンパ節生検に加え、上肢リンパ浮腫を予防するために国内でも数少ない上肢リンパ管造影(アーム法)を併用した機能温存腋窩手術に取り組んでいます。術後は体組成計を用いたリンパ浮腫の早期発見・治療にも努めております。
●内科診療(薬物療法、遺伝性腫瘍)の特徴として
・初発乳癌の患者さんにおいては、抗がん剤による頭皮の脱毛を予防・軽減するためのアピアランスケアを目的に、頭皮冷却装置を国内でもいち早く導入し、使用しております。この装置を使用すると、脱毛の軽減のみならず、抗がん剤終了後の再発毛が早くなります。
・多職種とのチーム医療にも力を入れており、乳癌治療の使用する薬剤における下痢、食欲低下、味覚異常などの副作用対策ならびに体重コントロールを目的に薬剤部、栄養部と協力し、服薬指導・栄養指導を積極的に導入し、副作用の軽減を図っております。
・女優のアンジェリーナジョリーさんで有名になった遺伝性乳癌卵巣癌症候群の検査や治療を行っており、産婦人科、ゲノム医療センターと協力して、患者さんやそのご家族へのカウンセリングや乳癌の予防手術などを積極的に行っております。
Access
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